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有馬ゆえ(アリマ・ユエ)

東京生まれ東京育ち、おうし座B型、1978年生まれのライター(元家具屋)。しかしそれは世を憚る仮の姿、その実、常時煩悩と闘い続け(て負け続け)るただのオタク。だからといって乙女としての暮らしを諦めるわけにはいかない! とあがく一人暮らしの日々。好きな漫画家は和田慎二。母は天然。

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けんさくちゃん

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家具屋の日々

2007年3月 9日 (金)

IKEA、Annaの喜怒哀楽

 先日のエントリにめずらしくトラックバックがあったので訪問してみると、なんとご自分のブログ上でAnnaとのやりとりを取り上げてくださった方、はっけーん!!

記事はこちら

 たのしんでくださったようでなによりです。Annaも喜んでいることでしょう。


*おまけ Annaの喜怒哀楽


こんにちは! ご質問はなんですか?



エート…わたしの年ですか?



エート…



……


3月で18歳になりました!



…Anna、見栄は張らなくていいよ。


2007年3月 6日 (火)

IKEA、魅惑の受付嬢

 IKEAのHP質問係、Annaが面白い。絵に描いたような(実際絵に書いてあるわけだが)外人顔で、アメコミに出ていてもおかしくない気さえする。

 こんなときはばかばかしい質問をしてみたくなるのが世の常で、まあ特にIKEAについて知りたいこともないので、手はじめに「元気ですか?」と質問をしてみた。すると、

「元気です。気にしてくださって、どうもありがとうございます」

 と来たもんだ。さらに「何歳ですか?」と聞くと、

「年齢ですか?イケアは1943年に創業されました」

 と、質問をかわしてきた。ここまでくると、Annaからなにかいい言葉を引き出せないものかと無駄な野望が頭をもたげてくるから不思議だ。わたしはAnnaを落としたいジゴロと化し「結婚していますか?」とお伺いを立ててみた。すると

「イケアギフトカードは結婚式の贈り物にも最適です」

 なぞと言いやがる。ゴッド! でもまだ俺はあきらめないぜ、なんてったって相手はIKEAの看板娘だからな。というわけで今度は出身地を聞く。するとAnnaの奴、口をゆがめてこんなふうにいいやがったのさ!

「個人的なお話はちょっと・・・。どうか、イケアに関する質問をお願いします」

 最後に俺はリーゼントで固めた前髪を書き上げながら言った。

「愛してるよ」

「そこまで言っていただけるほど、お役に立てたということでしょうか。それでは、イケアについての質問を続けてください」

 いやはや参ったね、俺の手で落ちない女がいるなんて。でもAnnaの奴、こうして俺のハートに火をつけたのさ。まったくどこまでもビジネスライクで、それからちょっとしたときに見せる笑顔が魅力的な女、それがAnnaなのさ。

*Annaとは、ここであそべます。なにかすてきなコメントを引き出せた方はコメント欄で教えてください。

2007年2月14日 (水)

家具からはじまったミステリー

みなさまお久しぶりです。
この二週間ばかり、バリに行ってまいりました(自慢)。


南国の風をどうぞ。




というのも、ミステリーがミステリーを呼び、
家具屋を辞めることになったのです。
そして半ば強引に大人の階段をのぼり、とある会社に就職することに。


しかし、ここでスマッチをも辞めてしまっては、有馬の名がすたる。
そんなこんなで、スマッチ的にも大人の階段を上り、
次回からはわたくしの脳内で巻き起こるオタクと乙女のせめぎあいを綴った
現代活劇をお送りしたいと思います。
映画化は是非東映より、主演は角ゆり子の予定です。

2007年1月18日 (木)

木材についてお勉強しよう〜オーク

イングリッシュ・アンティークというとパイン、というイメージがありますが、
実はこのオーク(ナラ材)も昔からよく使われてきた木材です。


オークは、英国のカントリーサイドに行くと殆どどこにでも生えており、
数ある樹木の中でも一番親しまれているものです。
ですから、かつては住宅建材、造船、家具などに使われていたほどの
丈夫で耐久に優れた木材なのです。


特に家具では、パインはやわらかく傷つきやすいため、
イングリッシュ・アンティークの中には、オークのものの割合も多いのです。
実際使用することを考えると、メモを置いて書き物をしただけで
ボールペンの跡がついてしまうパイン材よりは、
どっしりとした重みと、丈夫さを持ったオーク材のテーブルのほうが
実用的だと考えられます。


日本でオークの家具が作られる場合、材料としては
中国や北米のものが輸入されることが多いのですが、
じつはロシア産のものも寒い土地なだけに目が詰まっており、
木目の割れにくさの点では優れているといえましょう。
また、オークの柾目材特有の、虎斑(とらふ)と呼ばれる
虎の斑紋を思わせる特徴的な模様も魅力のひとつ。


ちなみに北米のホワイト・オークは、ウィスキーの樽の材料として有名ですよね。

2006年12月12日 (火)

雨なんて、すきすきだいきらい

個人的には雨はすきです。
が、家具屋としては雨は辛い・・・。
客足は途絶え、静かに冷えてゆく店内。ああ・・・。


晴天の日の目黒通り、こんなかんじなのに。



イチョウ、とってもキレイだよ?



一刻館も、秋の気配だよ?




そして帰宅すると、ガスメーターをはかれという指令も来ているんだよ?




ごめんね、ガスメーターをはかるの、すごくめんどくさいんです。
家の中にガスメーターのある部屋に住むのは、はじめて。
面倒くさがりのわたしにとって、このシステムは
雨の日の客足との少なさと同じくらい苦痛です。

2006年11月15日 (水)

無印良品、IDEE を買収。

いやはや家具屋業界にまたまたニュースです。
ついに人気ブランドIDEEを、無印良品が買収
もともとアパレルメーカーなどが株を買い始めていたようですが、
今回は決定的で、イデーの事業をすべて無印良品がうけおうという、
革命的なニュースでございます。


格安をうたってきた無印良品は、特に家具に関しては
近年幅広い価格帯の商品を販売するようになりましたが、
さて高級メーカーIDEEの商品の販売形態については、是非とも注目していきたいところ。


で、個人的に逃してくやしかったのが、IDEEの在庫一掃セール。
なんと70%引きなどという驚異的なセールだったらしいのです。
ちなみに友人はたーくさんのすてきものを手に入れたらしい・・・くやしい・・・。

2006年10月22日 (日)

君の胃潰瘍はどうなった。

フェスも終わり、しかしながらなんとなく客足は途絶えることのないここのところ。
目黒インテリア・ストリートを、いつもありがとうございます。


そんな中、胃潰瘍をわずらったというRちゃんが、
一週間の休養から帰ってきました。


あの・・・


Rちゃん・・・


胃潰瘍だよね?


なぜ・・・



「すっかりよくなりましたぁ★」
という満面の笑みを浮かべるRちゃんは、見事に日焼けしていました。
ちなみにRちゃんの趣味はサーフィンです。

2006年10月14日 (土)

目黒通りでひとやすみ 御門屋

そんなわけで目黒通りインテリア・フェスタ・MIST特別大企画(嘘)
目黒通りひとやすみ案内。
揚げ饅頭で有名な御門屋は、かなりお安くひとやすみできる場所。
揚げ饅頭ふたつにお茶がついて、300円でおつりがきます。
大きな布の看板が目印です。





写真左側は駐車場。
お車でお越しの方は、ぜひどうぞ。




この旗が今日もひらひらはためいておりました。
ここの揚げ饅頭も夕方のイライラタイムのおともに、よくスタッフが買いに走る一品。


目黒通りインテリア・フェスタ・MISTは15日まで。
そしてこのひとやすみ案内、フェス中アップは今日までですがなぜか今後も続く予定です。

目黒通りでひとやすみ ガーデン・カフェ

引き続き目黒通りインテリア・フェスタ・MIST開催中のひとやすみポイント案内。
続いては、学芸大学駅の方向からお帰りになる方にオススメのガーデンカフェ。
フランスの田舎のおうちのような外観と、ちょっと高級感漂う内装、
そしてなんといっても安さとおいしさが魅力の、カフェレストランです。





わたしが気に入っているのは、チョコ・アイス・生クリームで構成された、
シンプルなチョコレート・パフェ。
生クリームをおしまず使っている、上品なパフェです。





内装はこんなかんじ。
通りに面したガラス張りのコーナーが、オススメです。





電球もかわいいのです。


場所は、目黒郵便局の向かいを学芸大学の方向に曲がり、
学芸大学東口商店街の入り口近く、ローソンの向かいです。
ここまでの道のりには、ナンセンスというちょっとかわったアンティークのお店があり
なかなか興味深い品揃えに出逢えるはずです。


目黒通りインテリア・フェスタ・MISTは明日まで!
この土日にぜひぜひお出かけください。

目黒通りでひとやすみ あやめだんご

引き続き目黒通りインテリア・フェスタ・MIST開催中でございます。
この機会に目黒通りに足を運ばれる方も多いと思いますので、
何回かにわたってオススメの休憩ポイントをご紹介したいと思います。


まずは、「良いマンションに住みたい」の坂根さんもご紹介なさっていた、
あやめだんごから。
知る人ぞ知る、目黒通りの老舗です。



外観はこんなかんじ。
そして個人的にオススメしたいのは、たいやき。



あんこのほかにクリームもあります(写真はごまつきのクリーム)。
うちの店では夕方のイライラタイムにここのたいやきでひといき、なんてこともしばしば。
歩きながらほっこりたのしんでいただきたい一品です。
夏にはかき氷もありますよ。





場所は清水の商店街の入り口。
じゅうじゅう焼いて、お待ちしています。


目黒通りインテリア・フェスタ・MISTは明日まで!
ぜひぜひ足をお運びください!

2006年10月 8日 (日)

新聞屋も大変だ

秋晴れ、大盛況、ありがとうございます。
おかげさまで休憩も取れないほどの大忙し。
そんな中、一人のお客様が。
「いらっしゃいませ」
声をかけるも、なぜかこちらに向かってずんずん進んできます。


「あの・・・」
ちょっと伏目がちになりながら、彼は口を開きました。



「新聞とっていただけませんか?」



え?
新聞屋さん?
いやいやうちは新聞はとらないので・・・と断るマネージャー。
しかし彼は引き下がりません。



「これで払ってくださって構わないので・・・」
彼が差し出したのは封筒。
まさか・・・まさか・・・そう、彼が渡してきたのはそのまさか。
新聞代だったのです。


一人暮らしの洗礼として新聞のしつこい勧誘にあうというのはよくある話ですが、こんなのははじめてです。
こんなのありなんでしょうか。
マネージャーは根負けしてサインしてしまいました。
こんなのあるんでしょうか。

2006年10月 6日 (金)

フェスだというのに台風・・・

フェスといってもサマフェスではありません。
本日からはじまった、目黒通りの「インテリア・フェスタ」です。
フェス参加店舗には、風船が飾られ、だいたいがSALEを行っている・・・
いる・・・いるというにのに・・・初日は雨!!!
思わず「はじまり〜はいつ〜も雨♪」などと歌いたくなってしまうほどです。


こんなかんじ(うちの店ではありませんが・・・)



そんな中、わたしたちが取り組むのは、
昨日からの雨で増大したネットショッピングのメールの対応。
せっかくのフェスだっていうのに・・・。


うちのお店では特に、収納グッズ関係、照明関係がお安くなっておりますが、
見逃してほしくないのが、アンティークも一部値下げしてあるということ。
しかし
「これ下げればひと来るでしょー」
という社長の得意顔は、今日の大雨によりかなり険しくなっていました。


こちらは15日までです。
どうぞ目黒通り、インテリア・ストリートに足をお運びください。

2006年9月26日 (火)

引越しシーズン到来

はやい人は引越しのために物件探しをはじめる季節がやってまいりました。
なぜでしょうか、今年はやたらカップルが多いのは。
それとも、わたしの目にカップルばかりがうつるという、願望のうらがえし的なものなのでしょうか。


一緒に住みはじめる前のカップルは、しあわせに満ち満ちています。
もう、零れ落ちそうなほど。
キラキラ輝いていて、オーラがにじみ出ているんですわ。
それがもうダイニングテーブルなんて選んでいようものなら、まぶしすぎてみていられません。


特に800×800か900×900のテーブルかで悩んでいる姿のいちゃいちゃっぷり。
「でもコレじゃちぃさくなぁぃ?」
「だってお前料理しないじゃん」
「するもん。がんばるもん。だからおっきぃほぅにしよぅよぉ・・・」
「部屋せまくなるよー」
「だってー」
「うん、わかった、じゃあこっちにしよ、すいませーん


と、呼ばれるときの切なさったら!!!!!
そこには、このつくえがどんなにいいかなんつー説明は不要です。
だってそこに愛があるから。


お客様が去ったあと、Rちゃんがボソリ。
「同棲っていいですねー」





まったくだよ!!!

2006年9月23日 (土)

アンティークとだめんずの共通点

アンティークとだめんずの共通点?
そんなの思ってるの、お前だけだよ!! と、思うなかれ!!
27年間だめんずを渡り歩いていたわたしの最近の大発見なのだから、心して聞くべし。


まずは、メンテナンスの点。
アンティークは、使い古されたものであるゆえ、どうしてもガタがきたときに
なにかメンテナンスを行う必要がありますよね。
ちょっとはずれかけていたら、釘を打ったり、使い勝手の悪くなった部分の
木を取り替えたりして使ってゆく。
そういうことを経て、よりいとおしくなってゆくのがアンティーク家具のいいところ。
扱いにも気をつけらければいけません。(こんなかんじで



お次は、その壊れやすさゆえに生まれる、愛着。
がたつきやちょっとした欠けた部分が、アンティーク家具の最大の魅力。
それがかえっていとおしい! なんてことは、アンティーク好き特有の気持ち。
だから新品に興味がないんだもんね。


そして最後は、使いようによってはとんでもないガラクタになりかねないということ。
アンティークは、所詮古い家具。
見ようによっては、ただの汚い木のかたまりでしかない。
それに飽きてしまったら、その価値は大暴落。
なんでこんなものをかわいいと思っていたのか! 使い勝手は悪いし・・・。
こう思ってしまったら最後なこと。


ああ、考えれば考えるほど、アンティークとだめんずはよく似ています。

レイ・イームズの名言

北欧家具の流行は今にはじまったことではありませんが、
その北欧家具がどこで作られているか、ご存知ですか?


前にもお話した、わたしの友人のお店の場合。
デンマークの家具を扱っているお店なのですが、家具や縫製品のほとんどは、
リトアニアなど東欧諸国で作られています。

日本の企業が中国での大量生産をするように、
北欧諸国でも東欧諸国に大量生産を任せているのです。


また、他の友人がつとめていたフランスの紅茶のお店でも、
オリジナルといいながら、中国製品をたくさん扱っていたそう。
そのときにいうのは、
「デザインは、フランスのものです」
というセリフ。
家具屋の友人の店でも、
「北欧のデザインのもので・・・」
と、説明するのだそうです。


以前雑誌かなにかの企画でレイ・イームズがいっていたことを思い出します。
たしか茶漉しかなんかについて話していたときのこと。
彼は京都の職人が作った茶漉しよりも、ベトナムあたりで大量生産した茶漉しを評価する際に、こんなことを言っていました。


「確かに、職人の作ったものは価値があるかもしれない。
だけれど、そこに実用性があると、果たしていえるのだろうか。
今は、同じクオリティのものが、大量生産でき、職人の作ったものよりもずっと安価で発売できる。
茶漉しなんて所詮消耗品であり、それは高いお金を出して買うものでもない。
大量生産品よりクオリティが高いかと言えば、そんなことはない。
だったら、大量生産品を安価で売ることのほうが、よっぽど有益だ



それでもやっぱりあなたは、メイドインにこだわりますか?

2006年9月12日 (火)

木材についてお勉強しよう〜パイン

イングリッシュアンティークで広まった木材、パイン。
まずはこの木材からご紹介することにしましょう。


パインは、作り付け本棚、ベンチ、カップボード、机、キッチン、キャビネットなど、
長く使ってゆくものに使用すると、味わいのある蜂蜜色に自然に変わってゆく、
やわらかい雰囲気を持った木材です。


木材としての特徴としては、木のやわらかさ、そして割れ・節・樹脂などが少ないことが挙げられます。
こうした特徴を持っているため、摩擦や衝撃、きしみによって裂けることがなく、扉、窓、枠、引出しなどの、動きに対する耐久性が必須要素となる箇所で重宝されます。
製作工程や修理においても、釘を打ち込んでも裂けることが少ないため、
大きな釘を使用することができ、釘による保持力も高くなります。

(アンティークパインが直されながら長く残っているのは、このためです)


パイン材の家具で注意しなければならないのは、そのやわらかさ。
机の上でメモを書いただけで、そのあとが机に残ってしまうほどです。
また、ぶつかって欠けてしまうこともありますから、気になる方はご注意を。
引き出しや扉が多いチェストやキャビネットには、適した木材といえましょう。


こうした特徴をふまえて、使用することが家具となかよく暮らす秘訣となります。

2006年9月11日 (月)

天然ちゃんこんにちは

きましたきました。新しいバイトのRちゃん。
一見いまどきなかわいい女の子。
(アメリカン・ラグシーとかシェールとかで買い物してそうな)
もちろんスキニージーンズはいてます。しかもよく似合ってます。



しかし・・・来た・・・。
彼女はYちゃんに勝るとも劣らない天然ちゃん。
いじりがいのある女の子が来ると、俄然バイトもたのしくなります。


そしてやってくれました。
彼女は打ちまつがいの天才。
「ゆえさんプリントアウトしたのでチェックしてくださいー」
と自信満々でもってきたお客様への手紙。



Rちゃん。
何故「拝啓」を「へいけい」(しかも平仮名)と打ったまま、気づかない?
「お知らせします」を「おすらせします」と打ったまま、気づかない?
「ご来店ください」も「ご来店くでさい」になってるよ?




またしばらくは退屈しなさそうです。

2006年9月10日 (日)

アンティーク家具が駄目になる・・・。

平和な秋のお昼間。いいお天気です。
しかし、こんなすてきな雰囲気を壊すのが、クレーム。
クレームが、というよりも、クレームを受けて白熱してしまう社長が原因なのですが・・・。


アンティーク家具は、ことにお手入れ方法がむずかしいもの。
100年近く保たれてきたアンティークの命を、乱雑に扱うことで絶ってしまっては本末転倒ですよね。
しかしこれにはちょっとしたコツがあって、すこーしの気配りがあればわたしたちもそれらをきれいに保つことができるのです。


クレームで多いのが、輪染みのこと。
ぬれたものや熱いものを置くと、そのあとが丸くしみになってしまうけれど、
どういうこと?
 というお問い合わせです。


アンティーク家具の殆どはフレンチポリッシュという仕上げが施されています。
フレンチポリッシュとは、18世紀フランスで開発された、セラックニスを何層にも塗り重ねて仕上げる方法。
アンティーク家具が優しい仕上がりになっているのは、そのせいです。
しかしこれ、水・熱に弱いのが欠点。



まずは、コースターやなべしきを使う習慣をつけること。
テーブルクロスや、あまり好まれませんがビニールシートを使うというのも手です。
もちろん普段のお手入れも乾拭きが基本。
木綿の布で乾ぶきすることをおすすめしています。ぬれふきんなんかは禁物!


これも輪染みを味とみるか、汚れと見るかの価値観の違いによってかなりかわるのですが・・・。
ちなみにわたしは、まったく気にしません。

2006年9月 9日 (土)

アンティークパインとオールドパインの違い

アンティーなんて高い!
はっきりいって手がとどかない!
こんなもの買うなんて、どんな金持ちだよ!

そんな庶民のための味方がオールドパイン家具。


アンティークパインというのは、パイン家具のアンティークのこと。
日本では、19世紀イギリスなどで作られ、使われ、保存されてきた家具が
アンティークパイン家具と呼ばれています。

しかしこれらは、とっても高価。
バイヤーが現地まで買い付けに行き、コンテナで日本まで運び、
なんといっても希少価値の高いものであるため、いすひとつとっても2万円は下らないのです。


そこで家具屋は考えた。
古いパイン材で、昔作られたようなものを作れないものか?
そんな理由から考えられたのが、オールドパイン家具。
オールドパイン家具とは、古いパイン材を使い、
アンティークのフォルムを踏襲した量産家具のこと

正式名称を「Re-Claimed Pine」といい、住宅の床や壁、屋根の下地材として使われてきたパイン材で
新たに作った家具のことをいいます。

歴史を重ねたパイン材の古い味わいを味わえるため、人気があります。
これをお手ごろとみるか、所詮フェイクとみるかは人次第なわけですが・・・。


2006年9月 3日 (日)

夢見るシャンデリア

シャンデリアや大理石のテーブルという、けっこうな華々しい商品を
扱っていることから、たまに商品をリースすることがあります。
ワコール、山崎パンなどのCMや、雑誌、ユナイテッド・アローズのディスプレイ、
浜崎あゆみのPVなどなど・・・いろいろあるのですが、
いままでまったく見たことのなかったわたくし。


ある晩雑誌をめくっていて、見つけてしまいました。

     



けっこううれしいもんです。

2006年9月 1日 (金)

シャンデリアの男性購入層

シャンデリアの購入層は圧倒的に一人暮らしの女性。
ですがこのシャンデリア、意外に男性にも人気があるのです。


男性のお客様はふたパターンに分けることができます。
ひとパターン目は、古びた細めのジーンズに白シャツなんかで
なんとなく決まっちゃうような清潔感のある男性。
インナーにうすいピンクをのぞかせ、白い革靴を嫌味なくはきこなせるあたりすごい。
ちょっとしたパスタなんかちょちょっと作ってくれちゃいそうな、
コンビニにいたら、なんとなく観察しちゃうかんじの目を引くすてき男子が多いです。


ふたパターン目は、ワイルドが売りなお兄系男子。
肌は黒め、きっちり系でまとめつつ、崩してるとこが美学みたいなひとが多いです。
バニスターのミュールなんかをはいちゃってるところがそれっぽい。
見た目チャラいですが、しゃべると割とおもしろかったりして、
飲み会では盛り上げ役だったりしそう。


その反応も対照的でおもしろい。
きれい目男子の場合慎重に選びたいからか、じっくり見て
そしてカタログとショップカードをもらって帰る方が多いです。
もちろん、お渡しするときはお決まりの「ワタクシ有馬と申します」。
だって恋はどこからはじまるかわからないじゃないですか。


お兄系男子の場合、その場で決めてしまうのが特徴。
部屋はどんなかんじですか? と聞いても嫌がることなく話してくれ、
気軽にいろいろと相談してくださいます。
「どんな色調で統一されてしますか?」
「そっすねー、ダーク系っていうか、黒い家具が多いっすね、渋めの」
とかいう会話を交わしながら、けっこうスタンダードなものをお選びになるところが
かわいらしいものです。


また、使用方法も
きれい目男子が「部屋のアクセントに・・・」とか言うのに対し、
お兄たちは「六畳にこれ一台だけにしたいんですけど」と、わりと無茶なことを言うのも対照的。



そんなわたしが最近購入した照明器具がこれ↓。



どちらの彼女にもなれなさそうです・・・でもかわいいからいいか・・・・・・。

2006年8月23日 (水)

アンティークガラスに魅了される

アンティークに触れるようになって、気づいたことがあります。
もともとイングリッシュアンティークなぞには無知だったワタクシ。
しかし、なにかがくすぐられるこのかんじ・・・・・・。
それはまるで小さなときに海岸で見たかんじ・・・・・。


ま、要するにガラスに萌えているわけです。
見つけたときのわくわくするような気持ち、
そしてどこからか流れ着いた小さなキラキラの粒がどこからきたのか(妄想中)
勝手なおとぎばなしがはじまってしまいそうな勢いです。


特にこのアンティークガラスってやつは罪なやつでして、
見知らぬ時代が、時間を越えて手元によみがえるわけですよ。
その中に知らない国の知らない時間が眠っているわけですよ。

この筆舌に尽くしがたいなんともいいがたいロマン。


たとえば、ふちのなみなみがかわいい乳白色のミルクガラスシェード。
あたたかい光の下で、古びたいすに座り本を読む、夕暮れ時。
習ったばかりの歌をくちづさみながら、窓の外を見るとあかく染まる空。
気分は透き通り様な肌をした華奢な少女。
赤毛のお下げ髪がちょっとコンプレックスでにんじんなんて呼ばれちゃってるわたし。
ああ果てしない時間旅行。


それらがいまだに美しく光を通している、アンティークガラスの奇跡ったら!!


そして今日も有馬さん仕事してー!というマネージャーの声が
わたしの妄想を阻むのあります。

2006年8月 5日 (土)

結局のところIKEAに行きたい

さーて、今までさんざんな話ばかりを聞いてきたわたくしのこころを
動かすサイトを見つけました。


IKEA家具化計画


なんともたのしい情報満載で、あの悪夢の南船橋に行きたくなってきました。


理由はなんといっても、たのしそうだから★☆★


もともとキッチン用品などは、カタログを見るだけでときめくものが多かったし、
いろいろな方の写真を見てみると、遊園地みたいでうきうきしちゃいそう。
IKEAの狙いは、大人の遊び場を作ることにもあったみたいですね。
ディズニーランドが最大の敵らしいですから。


せまーい賃貸ゆえ、家具購入はむずかしそうなので余計な買い物をしなくてすみそうですし、
ちょっと遠出でお茶がてら的に、平日休みの友人とでも行ってみようと思います。

2006年8月 4日 (金)

便利で不便なIKEAの家具

昨日友人から急遽打ち合わせの時間変更メールが入りました。



理由は、家具の組み立てが終わらないから。



おいっ!


結局わたしは二度寝をしたのでよかったのですが、
夜、打ち合わせをしたときに、
「いや実はIKEAのベッドなんだけどさー組み立てに二時間かかったよー」
とのお言葉。



またもやIKEAです。



彼は同い年ながら、二児の父。
お子さんの喘息がひどくなったため、子供用ベッドを購入したそうです。
組み立ての材料は、木材20個ばかりとネジやビス100個あまり。
子供用でそれって・・・・・・。
他にも収納用品を組み立てたらしいのですが、会ったとき彼はかなりぐったり疲れていました。
脳内にはIKEAの家具はいやだという偏見が、かびのようにびっしり生えてしまっています。
誰か助けてください。


さてさて、彼の話によるとIKEAの家具の問題点は高さにあるといいます。
家具の高さが230cmなんてのはざらだそう。
聞いただけではぎりぎりまで収納スペースが作れるのでいいのではないか、
と思いがちですが、問題はそれらがすべて組み立て式だということ。


天井の低い日本家屋。
新しいマンションでも260cm〜280cmが普通です。
(ちなみにはかってみたところ、うちは230cmでした)


つまり、組み立てて、さあ起こすか・・・・・・となったとき
家具がナナメで止まってしまい、起こせない可能性があるのです。
組み立て式にも欠点あり。
無印 v.s. IKEA の闘い、無印に軍配が上がりそうな予感満載です。




さてさてドライブがてら打ち合わせに行ったのは、南町田グランベリーモール
なかなかすてきな場所でした。
彼が店長になったキッチン用品店、the compleat kitchenの入っている場所です。
行ったのが夜だったので店舗内は見られなかったのですが、
ブログにのっている商品(特にイチゴ柄シリーズとか)に萌え死にしそうです。


入ったフードコロシアムの喫煙スペースはテラス。
立地が立地なので自然が多く開放的で、ベリースムージーを飲みながら煙草を吸っていると、
軽くリゾート気分でした。(お手軽)

2006年8月 3日 (木)

アンティークの魅力

アンティークの魅力は、なんといってもそこに眠る歴史にあるでしょう。


丁寧に使い込まれた木は、時間を織り込むようにして飴色に変化します。
それぞれの木目を生かすように色に深みが加わり、木自体に
時間が刻まれてゆくのです。


また、1900年代以前の家具はひとつひとつが家に合わせてオーダーされており、
どれも一点もの。
アンティークを長く扱っている店でも、買い付けにゆくたびに
必ず見たことのないものに出会うそうです。


つまりアンティークとの出会いは一期一会。


淡い光のさすイギリスの曇った空。
それらが置かれていた家庭——
おいしいスープを作る太っちょなママ
くすんだブルーのセーターをひっぱりだすちびっこ
腰をかけて昔話をするおじいちゃんなど、
その家具がどんな光景の中で使われていたのか、

想像するだけで萌え死にしそうです。


なんですか、この気持ち。
これがいわゆる恋でしょうか。

2006年7月31日 (月)

中国は進化している

わたしには中学時代からの親友がおります。
実はどんな因果か、彼女も家具屋に勤めているのです。
青春時代、こんなことを想像できたでしょうか・・・。
彼女はスピルバーグにあこがれて、ハリウッドでの映画制作を夢見る少女、
一方のわたしは小説家になるしかないと確信する根拠のない自信家でした。


わたしが小さな家具屋で働く一方で、彼女は某有名北欧家具チェーンに勤めております。
はるか昔のエントリで、
「今はメイドインにこだわる時代ではない」というコメントをいただきましたが、
先日のわたしたちの最近の話題もそれでした。


彼女の勤める会社は本社がデンマークにあるため、
大量生産の地はリトアニアなどの東欧諸国なのだそうですが、
日本店舗では今、中国での生産を中心にしようと動き出しているところ。


この話を聞いて思い知ったのは、大手のバイヤーのすごさ。


中国で生産を頼む場合、多くのバイヤーたちは展示会に足を運びます。
そこではいろいろな工場が製品を展示しています。
たくさんのパンフレットが配られ、名刺交換、メールアドレスの交換などが行われます。


しかし、問題はここから!


経験のあるバイヤーさんが最終的な判断を下すのは、工場を見てかららしいのです。
行われるのは、工場の機械、そして管理体制のチェック。
経験のあるバイヤーは、そこで出来上がりを予想できるのだそうです。



す、すごい・・・。

はずれくじを引くことも多い中国への発注。
大手はこういうところがちがうんだなぁ・・・と実感した瞬間でした。

2006年7月30日 (日)

目黒通りの戦況

インテリアストリート、目黒通り。
いつもにぎわっている印象がありますすが、実は歩く人々の数も年々減っています。
長く続いているのは、ミッド・センチュリー・モダン、マイスター、モダニカ、
コンランショップなどの老舗だけで、インテリア不況が続く中で
いろいろなショップができてはつぶれていく現状。


それに対して立ち上がったのが目黒区美術館。
2005年には「チャールズ&レイ・イームズ〜創造の遺産〜」という展示が行われました。
目黒通りのショップにはポスターが貼られ、足を運んでくださる方も
よくパンフレットを手にしていらっしゃいました。


さらに増えつつあるのがギャラリー。
文化的な側面での向上も図られているようです。


ただいま目黒通りでは多くのインテリアショップでSALE開催中。
ぜひ皆さん足を運んでみてくださいね。


ちなみに目黒通りにもあるコンランショップのことを、
23歳くらいまで混乱ショップだと思っていました。ああ、無知って恐ろしい・・・・・・。

2006年7月29日 (土)

IKEAについての悪い噂

遅ればせながら、家具屋の仕入れたIKEA情報をお知らせします。


といっても、聞くのは悪い噂のみ。
哀しいですな・・・・・・安かろう悪かろうという意見が続々と・・・・・・。


情報源は隣のカフェ。
ベッドを買った方、棚を買った方、机を買った方、
口々におっしゃるのが・・・・・・


部品が足りない

っていうか部品が入ってない

っていうか苦情の電話してもつながらない

っていうかその家具使えない

っていうかIKEAでインテリアそろえるなんてありえない




そこで、カナダに留学していた店員さんが一言。



「IKEAの実態なんてそんなもんだよ」



IKEA台風、吹き荒れないようです!


よかった。
賃貸に住む人が家具を買うのは、けっこうな決断。
みんな、かなり痛い目にあっているようです。

2006年7月27日 (木)

アンティークの萌え要素 イングリッシュアンティークの場合

忘れてました。わたし、家具屋でした!!

モラハラうけて家探しをしたって、
ブログで顔さらされたって、
仕事部屋を兼ねたせまい間取りの部屋に住んでいたって、
頭の中でKinKi Kidsの「愛されるよりも愛したい」がまわっていたって、
連載コラムのネタを考えていたって、
昼間は家具屋のショップ店員ですから。
目黒通りは今日も忙しいのだ。
なんてったってインテリア・ストリートですから。


さてさてアンティークをはじめて早くも二ヶ月が経ちました。
最近、アンティークの萌え要素について考えているのですが、
考えれば考えるほど女性たちに人気のアンティークパインが
萌え要素でいっぱいなことに気づいてしまったんです。


わかりやすいのが、細部萌え。
小さくてかわいいものがだいすきなのが、女の子。
アンティークの魅力は、細部にあり。
ガラスハンドル、細部のビス、古ぼけた鍵・・・・・・かなり萌えです!!

御覧ください。

チェストのグラスハンドル。


古びた鍵。


そしてこちらは鍵穴。



これが古い時代に使われていたこと、ささやかに時間の隅で生きてきたことを思うと、胸が躍ります。
かるく時間旅行です。
鍵なんか壊れていても平気です。
むしろ壊れていてほしいくらいです。


ここでかわいいと思った方は、確実にアンティークにはまります。

しかしまあ、なんでこう昔のものって細部がかわいらしいんでしょうか・・・・・・・。

2006年7月16日 (日)

テレビ台ってフ・シ・ギ

わたしの家具に関する一番の疑問は、テレビ台。
実はうちの店にはちょっとしゃれた、バーチ材のテレビ台があるんですが、
コレ・・・売れない。
配線もできるようにうしろ側が開いているし、
家具としてのテレビ台という意味ではかなりいいと思っているのですが、いかんせん売れない。


おしゃれな暮らしにこだわっている人は、どんなテレビ台を使っているんでしょうか。
テレビショッピングや電気屋さんで変えるようなテレビ台って、
どうしようもなくダサいと思っているんですが、
かくいうわたしも今の家に引っ越してくるまで使っていました。
黒く塗った合板と、ガラスでできているどうしようもなくダサいテレビ台を。


実家から持ってきたものということもあってなくとなく使い続けてきたんですが、
先日プラスドライバーで解体しまして、燃えるゴミに無理やり捨てさせてもらいました。
おかげでテレビは床置きです。
しかもうちのテレビはでかい。(ブラウン管のテレビです)

低い家具の上に置くというのもありだと思うのですが、
それじゃあビデオやDVDはどうやって配線すればいいのでしょうか。うーむ、むずかしい。

皆さんはどうやってテレビを置いてらっしゃいますか?

2006年7月12日 (水)

欲しい机が、あるんだ。

小田和正が歌うように読んでください。



さてさて、早い人は引越し準備をはじめる季節。
八月になったら、次の引越し準備ラッシュですもんね。
先日いらしたお客様は、掘り出し物件に引越しをされたそうで、机をお探しでした。


いまどきの裏原系な格好をなさった若者。
「わりと大きいのを探してるんですよねー」とおっしゃいました。


よし来た! 大きい机なら任せとけ!
「どんな大きさをお探しですかッ?」と意気込んだわたくし。



「いやー実は・・・60センチ×150センチくらいの大きさを探してるんですよー



そんな大きさ、たいていの店ではありません。
もちろんうちにもありません。
特注ならともかく、たぶんかなり探すのがむずかしいです。



お客様のお仕事は建築関係。
パソコンスペースと、大きな作業スペースが必要なのだそうです。


「残念ながらありませんねぇ」
と言うとお客様、あきらめ顔で苦笑して
「そうですよねー、ぶっちゃけもうでかい板でもいいんですけどね



正直、それがいちばん堅実です。
というわけで、板をたくさん売っているお店を紹介しました。


いやはや、仕事机って大切ですもんねぇ。
ご検討をお祈りしています。

2006年7月11日 (火)

さよならYちゃん

ついにきました。
Yちゃんが家具屋を去ってゆきました。


まだまだ若いYちゃん、就職するためにやめますと言い残し、
一ヶ月引き継ぎにいそしんでいました。


つっこむ相手がいないってさみしいですね。


そこでYちゃんに「今後どうするのー?」とメールしたところ、

「うーん・・・









半年くらいやすもっかな★




おい! 就職はどうした!

Yちゃん本当におつかれさまです。

2006年6月25日 (日)

やってくれるな、中国よ

やってくれました、中国。

中国の工場には、あたりはずれがあります。
納品速度も違うし、こちらの言い分を正確に理解してくれるかという点でも、
工場によって全然ちがうのです。
しかしその工場があたりかはずれかは、発注してみないとわからないもの。
だから中国の工場への発注は、やってみないとわからない、というところが多いにあります。


先日お客様から発注いただいた織物が届きまして、
さて検品と思ったところ・・・・・・

あれ?

あれあれ?

これ・・・・・・


柄がちがう!



やってくれました。
即、メール。
「オリモノ ブジ トドイタ。アリガトウ。
シカシ コレハ サンプルト ガラガ チガウ。ドウシマシタカ?
ヘンジマツ。 ヨロシク」


すると返事が来ました。

「ブジトドイテ ヨカッタ。 ガラハ ソッチノホウガイイトオモッタノデ ソウシタヨ。
キニイッテクレタラ ウレシイ



うれしいじゃねぇよ!


がちゃっ。
ぴっぽっぱっ。
「お客様、すみません納品が遅れておりまして・・・・・・」

2006年6月20日 (火)

娘のカン

うちの店では、6月からイングリッシュパインのアンティークをとりあつかいはじめました。
先日言っていた新しいプロジェクトとは、これのことです。


その準備のために社長が5月に二週間ほどイギリスに行っていたのですが、
このときに大活躍したのが、社長の娘さん、かのちゃんでした。


インターネットの調査をして、だいたいのめどをつけた場所を車でまわる、
というのが社長のやり方なのですが、今回の同行者かのちゃんは、
なんと言ってもまだ10代の乙女。


社長がいつも泊まっているような汚いモーテルに泊まろうとすると、
「いや!」
と、一蹴。
ふたたび社長は宿を探すはめに。

また、どっちにいこうかな・・・と優柔不断さを見せていると、
「こっち!」
と、イライラして鋭く言い放つ!


いやぁ、バイトにはできない気持ちのよい態度であります・・・・・・。


しかしこのかのちゃんの発言のとおりに動くと、いくところいくところ
不思議とアンティークパインのお店にたどり着いたというのだから驚きです。
今回船で運ばれてきた商品のほとんどが、
かのちゃんのみつけた場所で買い付けてきたものだそう。


才能は受け継がれるのか・・・・・・と思わされる出来事でした。

2006年6月17日 (土)

腰痛の原因

 最近、腰痛がひどく、だるくて十分と机の前にいられなかったので、
整体にいってきました(エントリのすくなさのいいわけではありません)。
 無印の低反発クッションが手放せない今日このごろです。


 体調が悪いのがわりと普通なので気にかけもしなかったのですが、
あまりに痛いので椅子があっていないのかと思い、
ある日、家具のプロフェッショナルである、社長に相談してみたところ、


「座りっぱなしだからじゃないの?」


 と言われました。 


 たしかに腰痛は二ヶ月ほど続いていました。
 そのあいだのわたしはといえば、家にいても机の前、
あたらしいプロジェクトがはじまったので、家具屋でももっぱら机の前、という毎日。
 そうなのかなぁ・・・・・・と思っていたところ、


「俺もそうだもん」
 というお言葉が!!


 まったく説得力がありません、社長!!
 なぜなら、彼はまったく座りっぱなしじゃないからです。


 しかし、そのあと納得のお答えが・・・・・・。


 「買い付けに行くと、一日中車乗りっぱなしってこともあるでしょ、
買い付け行くようになってから腰がひどくいたくなるようになってさぁ」



 なーるほど!!


 腰痛は、買い付けに行く人々の職業病でもあるらしいです。



 でも、いつも思うんですが、腰痛が職業病じゃない職種ってなにがあるんでしょうか。

2006年6月13日 (火)

じさま、家具屋に降り立つ。

三代によって東京住まいをしているひとのことを江戸っ子というそうですが、
その定義にのっとると、一応わたくしも江戸っ子です。


とはいえ、「まっつぐいってしだり!」とはもう言わなくなっているのが、実情。
今では、そんな言葉が聞けるのは、浅草だけなのかもしれません。


さてさて先日いらっしゃったのは、これぞ江戸っ子!、といいたくなるようなお客様。
白髪まじりの髪はみじかく切りそろえられ、
水色と白のストライプのシャツを、涼しげな細身の麻パンツで
びしっと着こなしていらっしゃいました。
細長の目は鋭く、カッコイイじさまです。


そしてじさま、入ってくるなりナラのテーブルをしげしげとごらんになっています。
(ちょっとおそれつつ)わたしが近づいていくと、開口一番、こうおっしゃいました。

「このナラ、破格だねぇ!」





わ、わかってらっしゃる!!


再三申し上げておりますが、ナラの無垢のテーブルは、丈夫で長持ち。
合板は安っぽく、時間がたつと老朽化がひどくてみすぼらしくなってしまうし、
いの流行のパイン材も、柔らかいため傷がつきやすく、テーブルには向きません。



「これ、ナラ100でしょ、合板じゃないってこりゃすごい。
うちなんか、飯屋でしょ? みすぼらしい机じゃさまにならない。
たくさんみてきたけど、こりゃ破格だね、どうしてこんなに安いの?」



と、べた褒めです。
調子にのってわたしも


「こちらは中国製なんですが、規格の大量生産でこのお値段になっているんですよ。
ならはロシアの上のほうのもので、かなり丈夫です」


と、思わず饒舌になってしまいました。
そこにさらにたたみかけるじさま。


「寒いところの木はつまってるからねぇ、いい仕事だ」




じさま・・・カコイイ!!(心の中の叫び)



「今、庭にでーんと置いてね、さまになる木の天板を探してるんで、また来ます。
どうもありがとう!」



じさま、去り際もカコイイ!!(心の中の叫び)



しかしながら、木の情報などは、知られていないのが一般的。
こうしたことは、わたしたちが広く一般に知らせてゆかねばならないことなのだなぁ、
と実感した瞬間でした。



ちなみにじさま、アンティークパインの小さなチェストをなでながら、
「これかわいいなぁ、花器を置いてね、花をかざっておいたら、きっとステキだねェ」
とおっしゃっておりました。



おもわず、ついていきます! と言いたくなりました。


まあ、のぞまれてもいないわけですが・・・・・・。

2006年6月 1日 (木)

追記 家具を買う前に

本日から実施された、違法駐車取り締まり強化。

平たく言うと、路駐がむずかしくなるってわけです。


だからこれは、家具業界にとっても重要なニュース。





そうです。

運送の車を路駐できないわけです。


配送は、佐川急便、ヤマト運輸、MOOVINGなどなど、配送業者によるもの、
家具屋の持っている車によるもの、

大きくこの二つに分かれると思いますが、どちらも車を持っていかれては困ります。


なのでですね、家具配送前にお近くの100円パーキングなどをお教えいただけると大変助かります。




まぁこれはお願いに近いわけですが・・・・・・。

2006年5月30日 (火)

家具を買う前にその④

みなさま更新が遅くなり、大変に申し訳ありませんでした。

さて最後に、いよいよ家具搬入までの道ラストスパート!

特に、マンションの方必見です!
前回までは、玄関の採寸L字チェックについてお伝えしました。

アパートの方もそうなのですが、マンションの方が注意しなければならないのは、
アパート・マンションの玄関は、アパート・マンション自体の入り口だということ。


まずアパートの難関は、入り口の階段
さらに通路に洗濯機置き場があったり、うちのように使いもしない古い郵便受けがあったりすると、
わたくしの場合のような悲劇を巻き起こすことになります。


そして、マンションの場合、

エントランス→エレベーター→廊下→部屋の玄関→廊下→お部屋

という長い道のりのなかで注意すべきは、エレベーター。

エレベーターは一度扉を閉めなければならないため、
エレベーターに乗らないと大変なことになります。
心配な方には、エレベーターの採寸もオススメします(高さだけで大丈夫です)。

もちろん非常階段という手もあるのですが、
非常階段はえてして狭く、蛇行が多いもの。
これはかなり成功の可能性が低くなります。

これがアウトになると、いよいよ最後の手段。
窓からの搬入です。

しかしながらこの窓からの搬入、最高で五階まで。
(しかも追加料金が痛い。)
ここでアウトになるとそのかわいい家具ともさよなら(しかも返品の送料も自分持ち)ということになります。



とまあ、脅し文句を並べ立ててきましたが、
たいていは大丈夫なものです。
が、たかをくくっていると痛い目に遭うものです。


そして家具搬入の前には、くれぐれも家具の通り道を空っぽにしておいてくださいね。


それでは、みなさん快適な家具購入を!

2006年5月24日 (水)

家具を買う前にその③

 さてさて、前回の採寸の件について、トラックバックしていただきました。


田舎に家をたててみた



 家具を買う前には、まだまだ準備が必要そうですね。
 井上さんのおっしゃられているとおり、階段のL字は特に押さえておきたい点です。


 でもよーく考えますとこのL字・・・・・・たくさんあるのをご存知ですか?



 玄関から階段まで入ったはいいが、そこで無念・・・・・・というのも
切ない話ですが、玄関に入ったはいいが、そこからが入らないということが
実はよくあるのです。


 原因は、玄関から廊下に入るときのL字です(T字の場合もあります)。


 家の中にはまだまだL字があります。
 マンションのつくりで言えば、細い廊下から左右にお部屋がある場合には
最低でも一回はL字があります。

 一戸建て、特に古い家の場合はもっとやっかいで、部屋の配置がややこしいために
目的のお部屋に入らない、ということもあります。


 家の間取り図を思い浮かべてください。
 そこで、L字の数をチェック。
 悩ましいことに、L字の数が多ければ多いほど、そこまでの搬入は困難なわけなのです。


 ちなみにわたしが育った祖母宅は、昭和30年代に立てられた一軒家。
廊下、階段が狭く作られているために、二階の部屋には大きい家具がなかなか入りませんでした。


 IKEAも無印良品もまだない時代。
 組み立て式なんていう便利なモノはなかったときの話です。
 わたしはおじいちゃんの古い勉強机で勉強しておりました。

2006年5月23日 (火)

家具を買う前にその②

 というわけで、前回予告しましたとおり、家具を買う前の極意をお教えしたいと思います。


 と、いうわけで、まず用意していただきたいものがあります。




 それは、メジャー



 そんなの常識じゃーん! と、おっしゃるなかれ。
 ひかえおろう!


 測るのは、家具を置きたいお部屋の寸法ではないのです。


 もちろん、お部屋に配置できるか、それも重要です。
 しかしながら、家具は購入してすぐにその場所に来るわけではないのです。


 ヒントは、わたしの机が入らなかった場所。



 玄関です。


 お客様が必ず玄関から入ってくるように、
家具も玄関から入ってくるのであります。(しかもデカイ)


 つまり、玄関をとおらなければ、その家具は使えないのです!

 家具購入への道、それにはまず玄関の採寸からはじめてください。


 家具購入をなめることなかれ!
 つい先日も、引越しで友人が三人がけのソファを捨てたそうです。
 かなしいかな、お気に入りのソファ、玄関を通らなかったそう。
 せつない・・・。


 とくに、机や本だな、チェストのような、解体できない大きなものを購入されるときは、
玄関の大きさに要注意!です。




〈続くのであります〉

2006年5月16日 (火)

乙女、クリスタルにコーフン。


 自分、不器用ですから。


 と、公言してやまないワタクシですが、先日女子たる女子っぷりとはこういうもんだ、ということを思い知りました。


 いま、ちょっとしたかけのあるクリスタルをばら売りしているのですが、コレを始めてからというもの、みなさんのシャンデリア熱をひしひしと感じているのです。



 と、いうのも、このクリスタルを購入される方々、
シャンデリアのオリジナルカスタマイズをもくろんでいるのですよ!



 このシャンデリア、カラーパーツ付きのものなのですが、なにしろ女子は飽きっぽいもの。



 ここに、はじめの画像にあるカラーパーツを、ご自分でつけるわけであります。


 このにシャンデリアに関しては、よく
「ブルーのものはないんですか?」
とご質問なさる方がいらっしゃるのですが、
実はこのパーツ、小さなペンチで簡単に取り外しができるのです。


 先日いらっしゃったお客様もそうで、
「模様替えと一緒に変えられるってすてきー★」
とおっしゃっておりました。


 パーツに関しては、よくアクセサリー作りなどに使いたいとおっしゃる方がいるのですが、
この考え方にはびっくりしました。



 まあおなじ300円でも煙草代に当てたいわたしには縁遠い話なわけですが。

2006年5月11日 (木)

オススメしてみた

 先日入荷した天板ですが、
昨日ご来店したお客様に、勝手にオススメしてみました。


 お客様、お子様の学習机を探しているご様子。
 なんでも120mm×70mmの机をお探しだそう。

 しかし、うちの商品には残念ながらその商品がありません。
 さらにオーダーを受け付けていないため、
そういう場合はとりあえずごり押ししてみるのが常(すいません)。

 そこで、ダメもとの元、天板机作りをオススメしたわけです。



 先日書いたままのことをすらすらしゃべっていると、ふしぎふしぎ。

「内側に向けて低い棚を取り付けるじゃないですか、
 そこに教科書や辞書をいれたりすると、机の上が片付きますし、
 手間ですが、お子さんとご一緒に机を作ってみるのもたのしいと思いますよー。
 思い入れも違うでしょうし、家具用接着剤も東急ハンズさんなんかで簡単に買えますし、
 意外と簡単ですよー」


 なんか、俺、うまいこと言ってねぇ?


 お客様もいいわねぇーなんつって聞いてくださいました。
 フフフ・・・・・・自己満足
 


 うちの商品に120mm×70mmの天板はないわけですが・・・・・・。

2006年5月 8日 (月)

天然もの

 うっかりものと定評のあるYちゃん。
 彼女はどうやら世にいう「天然」というやつらしい。


「わたし、いつもこのお店の名前間違えちゃうんだよねぇ。
 いつも気づくと、バリュー・ショックさんをバニュー・ショックさんって書いてるんだぁ。


 無意識だったのか!
 しかもたまに気づいてたんかい!



 なんとなく、言い出せずに書き直してたよ、Yちゃん。
 これからは遠慮なく突っ込ませていただくね。



 いまのところ、わたしは彼女に飽きない。

2006年5月 7日 (日)

ここはどこだ

ゴールデンな日々、いかがおすごしだったでしょうか。
 目黒家具通りは大変なにぎわいでした。


 さて、こうしたまとまったお休みのときなかなかおもしろいのが、
普段は共通語しか聞こえない店内に
ありとあらゆる地域の方言が飛び交っているということです。


 しかしながら、意外に話されていることがわかる……
とおもいきや、方言のすごさは方言×方言のときだということが判明!





 …社長!
(奄美の方と談話中)

2006年5月 3日 (水)

吹き荒れないで、2006

 カスリーン(KATHLEEN)、アイオン(IONE)、キティ(KITTY)、
ジェーン(JANE)、ルース(RUTH)、サラ(SARAH)、コラ(CORA)、
デラ(DELLA)・・・・・・。
 今まで吹き荒れた台風の名前です。
 そして2006年、吹き荒れるであろう台風の名前が発表されました。


 イケア(IKEA)です。



 この台風は、この春南船橋に上陸、また続いて横浜にも
その勢力をふるおうとしています。
 その兆候は澁谷駅構内などに、オシャレポスタァとしてあらわれ、
そこにはグラス50円などという、まさに大量生産ゆえの安値が刻まれていた模様。
 現在では南船橋は今までにない人の波であふれ、
横浜のにぎにぎしい未来を約束するかのような状況となっております。
 都内インテリアショップには、大きな影響がみられるでしょう。



 ああ、吹き荒れないで、IKEA台風。

2006年4月28日 (金)

特技は人を怒らせることです。

 14時までは鬼のように忙しい。
 卸し担当のわたしは、発注のファックスに返信をし、
出荷書をつくり、納品書を書きながら、さらに折り重なるようにして
送られてきた発注のファックスに対応・・・・・・という、怒涛のような
時間をすごしています。

 また一方で、Yちゃんはその日の入金済みをチェックし、
その日の出荷分をまとめ、さらにその日はいってきた
メール注文の対応・・・・・・と、また、同じく怒涛のような
時間をすごしているのです。


 つまり、11時から14時までは、言ってみれば戦場なわけでございます。
 もちろんのこと、マネージャーもぴりぴりしています。


 そういった中、社長は常に(無意識に)わたしたちを怒らせてくれます。


 たいてい社長から電話がかかってくると、
みんなの声はワントーン落ちるので、そこでみなの顔はすでに
「ああ、またか・・・・・・・」というかんじになります。

 と同時にみな、自分宛の電話ではないように、と思っています。
 言ってみれば、ロシアンルーレットです。
 そしてその弾が自分に命中したとき、それは悲劇のはじまり。



「ヤフオク再出品して」(あとでやります)
「今日送るものの宛名書いた紙忘れちゃったんだけど」(あとで送ります)
「ホームページのこの書き方だけど・・・・・・」(あとでなおします)
「昨日何人くらいお客さんきたの?」(あとでゆっくりおしえます)
「○○さがして」(あとでやります)
「恵比寿にないんだけど、ない?」(昨日あなたが持っていきました)



 たいていの朝は、この攻撃をかいくぐり、自分の仕事を終えなければいけないのです。


 11時から14時までは、いろいろな意味で戦場です。

2006年4月26日 (水)

さみしいセリフ


 その人自身と部屋というのは、実は密接な関係があるように思えます。
 たとえば、服装にその人自身が出るように、
部屋を見たときにその人らしさをかんじたりすることがあるのです。
 たまに、家具屋というのは、その人の生活を作るお手伝いをする職業なのだなと
かんじることがあります。


 昔からの夢だったの、とたのしそうに購入される方。
 彼女へのプレゼントに、としあわせそうなカップル。
 届いてからよろこびのメールをいただいたりすると、
こちらまでうれしくなってしまいます。


 でもたまに、すさんだ生活をどうにかしたいと購入される方もいらっしゃるのです。
 今日はそんなおはなし。



 それは、二月ごろだったでしょうか。
 幼稚園のお子様を連れたお母様がご来店されました。
 すこしだけ疲れた表情。
 はしゃぎまわる子供をほったらかしで、シャンデリアの美しさに
眼を奪われているご様子です。
 ご覧になっているのは、人気商品のクリスタルシャンデリア。
 写真の商品です。



 それぞれの商品をご紹介しながらお話を伺っていると、
とにかく、気分転換がしたいの、とおっしゃいます。
 お子さんが三人。みんな育ち盛りで、元気いっぱい、
だけれど彼女は少し疲れてしまったようです。
 そこでふらりとシャンデリアの美しさに惹かれて入っていらしたのでした。


 見た目でも彼女はお金持ちなのだろうとわかります。
 だけれど、彼女の姿をみていると、その生活は全然しあわせの
気配もかんじられず、こちらが切なくなるばかり。
 お子さんはみな、送り迎えの必要な遠い私立に通っており、
就寝は夜中、起床は六時ごろ。


 結局彼女は一番ランクのいいクリスタルのシャンデリアを
三台御購入されました。


「こうやって変えていかなくちゃ、やっていけないのよ」


 それは、わたしが聞いた中で一番さみしいセリフでした。

2006年4月25日 (火)

奄美の男


 奄美出身の社長。
 彼は奄美についてかなりの誇りを持っています。
 それだけならば、まだいいのですが、
その愛着ゆえ、奄美からのお客さんに異常に甘いのであります。


 たとえば、奄美のお客さんが来たりなんかすると、
勝手に送料無料にしてしまう。
 奄美までの送料といえば、普通の送料の三倍はするのです。
 困りますよ社長・・・・・・。



 また、数年前にはいきなり奄美に帰ると言いはじめた社長。
 家族は奄美の社長の実家についていくことになり、
そこでパスタとサンドイッチの店を開業。
 しかし半年で恵比寿の古着屋の仕事に戻ると言い出し、
自分だけ東京に帰る始末。
 奥さんは二年ほど奄美でその店をやっていたそう。



 そして二年前、家を建てるつもりだった資金で家具屋を
はじめると突如決意して、目黒通りに家具屋を開店。
 そのために中国に乗り込んで買い付け、工場との契約、
コンテナの手配、倉庫の準備、
ちゃっちゃと済ませて一ヶ月ほどで開店までこぎつけたそうです。



 そんな彼の自慢は、京のお菓子ができたのも
奄美のサトウキビのおかげなのだという事実。
 和菓子は奄美なくてはなかったということを
自分の手柄のように語ると、恵比寿店に帰ってゆくのでした・・・・・・。 


2006年4月22日 (土)

天板でたのしい家具作り


 先日新商品がやっとのことで入荷となりました。
 ナラ材無垢の天板です。


 天板を扱っているお店はなかなかありませんし、
テーブル足をご自分でお選びになって机を組み立てるということには、
みなさんなかなかの抵抗がおありのようです。


 しかしこれが、けっこうつかえるものなのであります。


 実際、天板という言葉自体、なじみのない言葉なのかもしれません。
 購入なさるのは、これからお店を開かれる方がほとんどです。


 たしかに、天板とテーブル足を別々に、というのは面倒かもしれません。
 でも、机を選んだものの、


もうすこし小さかったら・・・・・・
もうすこし低かったら・・・・・・
もうすこし収納があれば・・・・・・
もうすこし(以下略)


 なんてことはないでしょうか。


 たとえば天板の支えは、テーブル足でなくともいいわけです。
 低めの収納だなを両はじに内向きに設置すれば、
そこには隠れた本棚が出来上がります。
 ほかにも、引き出しのついた収納を足にしたりもできますし、
座るスタイルのお部屋であればそのまま床置きで、
ゆったりお酒を飲む席のちょっとしたテーブルにも出来ます。


 また、50cmX50cmの天板などの下に、大きな収納だなをくっつけて、
キッチンキャビネットにしてもいいかもしれません。


 足にする素材も、木製のものならナチュラルなテイストに、
ガラスの入ったものを使ってモダンなテイストに、と、自分次第。
 ねじ穴をつけなくても、家具用の接着剤を購入すれば、
いろいろなテイストの家具作りができるというわけです。


 一見不便そうな足のない「天板」。
 既成の家具に飽きたら、一度手に取ってみてはいかがですか?

2006年4月14日 (金)

漢字テスト

 たくさんのお客様を相手にしていると、
こんな名前があったんかい! というようなお名前に遭遇します。


★ここで問題★下の漢字(固有名詞)はなんと読むでしょう!


①中馬
②上水流
③倭
④蛯子
⑤生天目



 では答えです・・・・・・。
 さてみなさんはいくつ読めたでしょうか?









①ちゅうま

 なかうまではありません。



②かみずる

 これは、小宮山(こみやま)方式ですね。
 こ+みや+やま=こみやま
 かみ+みず+る=かみずる、みたいな。



③やまと

 なんとなんと歴史をかんじさせるお名前です。
 このかたは「卑弥呼の時代」やら「土偶」やら「古墳」やら言われていましたが、
みんなが言いたかったのは「漢委奴国王」の金印のことだと思われます。


④えびこ

 えびすじゃないのかよ!


⑤なまため

 天を「た」と読むひっかけ問題(ではない)。





 みなさまはどれくらいわかりましたか?
 ちなみにこういうときわたしはいつも「なんで国文科なのに読めないの!」
と言われますが、なにか?

2006年4月 7日 (金)

お嬢さん乾杯

 卸業者にとって一番迷惑な取引先、
それは、発注をしているのに振込みをしないというお店です。

 とくに、店の在庫から出荷する場合は、
キープ分をのけているので、店がかなり狭くなります。



 と、いうわけで在庫整理をしていたある日のこと。


有馬「ねーねーYちゃーん、これってどこのキープ分?」

Yちゃん「あー、それはね、エクステリア北米さん」 

有馬「ぇ?」

Yちゃん「エクステリア北米さん!




 Yちゃん・・・・・・。




 おしい、おしすぎるよ・・・・・・。






 それ・・・・・・。














 エクステリア北欧さんですからーーーーーーー!!!!









 北米家具ってどないやねん。(ニセ関西弁)

2006年3月30日 (木)

ラッキーガール



「ねえねえゆえさん、これ、気づいてたー?」

 右のプラントを指差して、Yちゃんが言った。

「気づいてたよー」

「これねー、カワネットであたったのー。
それでここ(表面)にカワネットシールがはってあったんだけど、
ベリってはがしちゃった★」



・・・・・・恐るべしカワネット

・・・・・・恐るべしYちゃん。




そんな彼女はまだ、カワネットがカウネットだということを知らない。

2006年3月27日 (月)

にっくきPSE

今日の昼の会話。

マネージャー「ねえねえゆえさん、ニュース見た?」
有馬「え?」
マネージャー「PSEの・・・・・・」

有馬・Yちゃん「見ましたよ!!!


PSEにわたしたちがどれだけ踊らされたか・・・・・。
わたしは錦糸町・船橋へ、
Yちゃんは、みなとみらい・八王子へいったのだぞ。
この繁忙期に!!!


そしてマネージャーは
「PLS(please)」が「PSE」に見えてたくらいなんだぞ!


くっそPSE。
惑わされた!
つけなくてもいいなら、つけろとかいうなバカーーーーーーー!!!!!

2006年3月24日 (金)

ときめいて、春。


 花も咲き乱れる春でございます。
 むふふふふ。
 実は、昨日、お店に一人の男性がいらっしゃったのです。
 フェミニンな顔つきのカッコメン(かっこいいメンズ)です。
 まあうちの店でカッコメンなどめずらしくはないのですが(強気)、
今回ばかりはわけが違いました。


 井の中の蛙と笑われてもいいのです。
 営業スマイルで彼に話しかけたときに、
わたしは覚えずときめいておりました。
 ・・・・・・このにおいは・・・・・・。
 それは、大学時代のあこがれだった先輩と同じ
あまーい香水のにおいだったのです!!


 ノクターンが流れます。
 それは写真部の部室。
 あるときは写真について熱く語り合い、
あるときは戸川純のライヴのために南青山マンダラに赴き、
あるときはヨドバシカメラへ印画紙を買いに行き、
あるときは・・・・・・。


 恋のはかなき思ひ出を勝手に思い出し、
カッコメンのかっこよさに勝手にくらくらしてしまいました。
 そして勝手に欲しいタイプのシャンデリアを聞き出し、
勝手に似たタイプのものを紹介し、勝手に入荷時期をお教えし、
勝手にショップカードをわたしました。
 いやーうざかったでしょうねー。



*画像はイメージです。
 
 

2006年3月19日 (日)

彼女の家具の使い方


 うららかな日々はまだまだ遠いのでしょうか。
 夕方になるとまだ冷たい空気が吹き、
少しだけさみしくなるように季節です。


 さみしい夕方のことでした。
 まれにですが、おもいがけないところで
お客様の人生を垣間見てしまうことがあります。
 その日いらしたお客様は、まだ若い奥様でした。
 以前購入されたテレビ台をもう一台購入したい、
ということで、ご来店なさいました。

 
 疑問に思いました。
 なぜ、こんなに大きいテレビ台がもう一台必要なのか。
 写真にあるテレビ台は、横幅が1100mmという、大きなものです。


 とりおきしていたテレビ台を見て、
お客様は、うれしそうにほほえんでわたしたちを見ました。。
 そして、以前お買い上げなさったときのいきさつをお話くださいました。
 きっかけは、お客様のお母様がうちの店のテーブルをご購入くださり、
それを娘さんであるお客様が見て、気に入ってくださったのだそうです。
 この店でなにか見つかるはず、そうしてご来店くださり、
同じテレビ台をご購入いただいたのだそうです。


 かなしい表情を浮かべることなく告げられたのは、衝撃的な事実でした。
 お客様は、このテレビ台を小さくしてなくなった息子さんの
お仏壇代わりにご使用くださっていたのです。  
 暗い気持ちになるようなものではなく、息子さんの思い出を
生活の中においておきたい。
 そんな気持ちから、その方はこのテレビ台をお仏壇代わりにしたのだそうです。


 なみだが出そうになるのをおさえて、
わたしたちはにっこりとしてお話を聞いていました。
 お客様はうれしそうに大きなテレビ台を車に積むと、帰られました。
 車に乗っていらしたのは、優しそうな旦那さまでした。
 もうすぐお彼岸です。

2006年3月15日 (水)

見知らぬ町へ


 先日はるばる船橋までいってきました。
 これはそこでみたレゴ熊です。


 さてなぜ船橋まで行ったかと言いますと、
世知辛い世情のせいであります。
 それは、いま話題のPSEであります。



 我々バイトに命じられたのは、お取引先各所まで行き、
商品のPSEマークをチェックし、それがない商品には
シールを貼ってくるという作業であります。


 PSEマークとは、それが安全であるというマークです。
 その名も「電気用品安全法」。
 この法律によって、平成13年4月から、電気製品の製造・輸入事業者は、
法律にしたがい安全マークを必ず表示することが義務付けられたのです。


 なにが電化製品か? と疑問に思われるかもしれませんが、
うちの商品で言えば、それはシャンデリアです。
 家具屋にも電化商品はあるのだ。



 ちなみに、ららぽーとには学校帰りのかわいらしい高校生カップルなどがたくさんおり、
それを恨めしい眼で見つつ、発泡スチロールまみれになってきました。
 ちくしょう、わたしだってデートしたいんだぞ。
 レゴ熊は、関係ありません。

2006年3月14日 (火)

かきまつがい

 Yちゃんがシェフになったら、メニューにはこう書かれるだろう。




 シェフ特製春キャベシのオムレシ




 彼女の書く『ツ』は必ず『シ』になる。

2006年3月 9日 (木)

大人のおもちゃ箱

すぎさった冬を惜しむようにして、春がやってまいります。
昨日は春のにおいがして驚きました。
空気がすっかりまるくなっていました。


きまりきったことでも春の訪れとはうれしいもので、
ひとびとが居住地を移したり、家の模様替えをするのも、
なんだかわかるような気がします。


よけいなものほど生活の中ではいとおしいものなのだなとかんじることがあります。
うちの店にいらっしゃる方のお話を聞いていると、
自分の生活空間の、ちいさなこだわりこそが、その人の生活を生き生きとさせているのだなと
思ったりもします。



うんざりするような寒い日のことでした。
そのときうちの店では水牛革の椅子のセールをしておりました。
とびらのベルが鳴り、あるご婦人がお店に入ってきました。
ご婦人は狭い店内をひとしきり物色なさると、なにやら考えるそぶり。


さあ、おはなしの時間です。
なにかございましたか? とたずねると、ご婦人はきらきらした眼でいいました。
お客様のお部屋に置くものを探しているの。
そこから、ご婦人の御宅の屋根裏部屋のお話がはじまりました。
レストランで大きなシャンデリアを譲り受けたのをきっかけに、つくりはじめたお客間。
古いベッドにきれいな布を買ってきて、天蓋を作って、
板張りの部屋をカントリー調にそろえて、いま探しているのは、座りやすい椅子。
お客様がくつろげるようなお部屋を作りたいの。
ゆっくりと過ごせるような、特別なお部屋。


たのしそうなお顔で、ご婦人は小さく笑いました。
「ちょっといたずらしているのよ★」



んー! 優雅!
初老のご婦人は、いちばん大きな水牛革の椅子をふたつと、サイドテーブルをお買い上げになって、
にっこり笑ってお帰りになりました。
すてきすぎるー!!!
こんな方にもてなされた方は、しあわせだろうなー。
そんなことを思った午後でした。

2006年3月 6日 (月)

赤いバイクの男


 うんと前、というわけではないが、面接を受けにいったときのこと。
 その日は社長がめずらしく店にいて、少し話しただけでわたしはバイトをすることになった。
 通りがかりの店にひょいと入っただけだったのだが、
わたしは一目見て社長のことをすきになった。


 さる2月のギフトショー中、わたしは社長とふたりで店に入る日があった。
 社長はいつでもわたしに、夢は思い続ければ叶うという。
 その日、わたしは社長からその半生を聞くことができた。
 アパレルメーカーに勤めながらバンド活動をしていたときのこと、
売れてきたけれど、おもしろくなくなって自分の作ったバンドを辞めると同時に、
今度はアメリカにいろいろなものを買い付けに行くようになり、
その中でモダンファニチャーに夢中になった時代のこと。
 80年代、自分が惚れこんだアメリカのモダン家具を買い入れて店を作ったが
借金が増えるばかりで売れなかった時代のこと、それが日本で流行になったのは
10年後のことだったこと、家具をやめて古着の買い付けをはじめたら成功したこと。
 二年前、確実な勝算があって家具をもう一度はじめたこと。


 たのしいばかりではなかったはずなのに、それをたのしそうに語る。
 男の人だなと思う。
 夢ばっかりで生きているひと。


 んん、と笑い、ビジネスではじめたから純粋な家具への興味じゃない、
といいながら、とてもうれしそうな顔。
 とても魅力的な笑顔。 
 子供のように言い返してみたり、むきになったり、片づけをしないで店を出て行ったり、
ダイエットをしているのに甘いものには目がなかったり、言ったことをすぐ忘れたり、
根に持ったりしないひと。
 わたしたちと同じ目線で話す。



 すきなことをずっとすきでいられる人は魅力的だ。
 流行と自分の好きなものを見据えて、ときどきとまどって、わたしたちの意見を聞く。


 きまぐれなところもあるけれど、憎めない。
 ばかでかい、赤いバイクに乗って忘れ物をしてゆく、そんな社長。
 こんな人の経営する店は今日も繁盛している。

2006年3月 3日 (金)

こんなお店がほしかった!

 本が好きな方ならわかっていただけると思うのですが、
大きな本屋で本をたくさん買ったら、喫茶店でそれをおもむろにひらきたい!
というのが本音であります。
 だから喫茶店が併設されている、または本屋さんの隣に
感じのいい喫茶店なんかがあったりすると感激するわけです。
(ちなみに中古レコード屋の隣にもあると、感激します)


 さて、先日の閉店間際、年配の女性二人がわやわやとやってきて、
シャンデリアを物色していらっしゃいました。
 まあわたしくはいつもの調子で首を突っ込もうと、おしゃべりをはじめました。


 紙とペンを持ってきて、図面を書いていただきます。ここにこんな風な家具があって、
ここの家具は何色で、どんな雰囲気で・・・。
 と、大盛り上がり大会でありました。
 ご満悦なお客様。
 わたしもエントランスを想像して、にやにや。


 最後にお会計の際、どういったお店なのかを伺ってみました。
 そこで教えていただいたのが、某有名書店のお名前!
 隣に喫茶室を併設するとのことで、完成に向けてお買い物にいらしたのでした。
 
 それを聞き、コーフンしたわたくし。
 熱意いっぱいに、本屋と喫茶店の夢を語ったのでありました。
 
 
 お客様はというと、呆気にとられておりましたが・・・。
 

2006年3月 1日 (水)

カウネット

 ネットを通じて文房具を購入するツールとして、
うちの店ではカウネットを使っているのですが、
Yちゃんはそれをカワネットと言います。


 いまだにつっこめません。
 そんな彼女は20歳。 

2006年2月25日 (土)

メイドインチャイナの実情


 もう少しで春かと思っていたら、すっかり冬仕様なお天気に舞い戻ってしまいました
 さて今日は、中国製に家具についてのお話の続きであります。

 りきみがちになってしまうのがわたしの悪いくせではありますが、ここでもうすこし
中国という国に対する偏見が生む、商品への偏見というものについて考えてみたいと思います。
 確かに中国製、という言葉の負のイメージについては、わたしも自覚的です。

 やや話はそれるかもしれませんが、
前に、中国製の食物ばかりを家畜に与えていたところ、産まれてくる子供が
奇形児ばかりだった、というニュースを見たことがあります。
★参考ページ http://blog.livedoor.jp/safe_food_of_asia/

 まあそんなことからわたしは99円ショップではあまり買い物をしないわけですが、
(中国製品が多いから)ほかにも中国は対日感情なんかから、
いいイメージはありませんよね。
 ほかにもいまだに野蛮だとか、悪いイメージなことは認めます。
 認めるけどさ。

 まきこまれるように、わたしはシャンデリアというものに敏感になりました。
 いろいろな場所でシャンデリアを見かけると、そのできばえや値段をかならずチェック。
 そんなこと知らない友人にまで
「ガラスじゃなくてアクリルなのにこの値段は高すぎる」
だの
「これはガラスじゃなくてクリスタルの値段でしょう、
て言うかこの金属のうすさの粗悪さったら」
だの、知ったような口を聞くようになったわけです。

 さらに注目したいのが、それらが平気な顔をして
「フランス製」「イタリア製」を謡っていることです。
 それらは中国→フランス→日本というルートをたどっているために
高価な値段がつき、そして粗悪なものでも
「フランス製」「イタリア製」の名を冠している。
 うー・・・解せない!

 たびたび申し上げるが、アンタ自分の眼ってやつを信じないのかい
と言いたい。
 ちょっと言った店の、ガラスの大きさも揃っていない
ゆがんだフランス製のしょぼいシャンデリアと
うちの店のクリスタルが輝いているシャンデリアと、
どっちがきれいに見えるのかと。

 かばってるんじゃないんです。
 ただ、自分の眼を信じられない人が多すぎる。
 中国からやってきた商品では、なぜ駄目なのでしょう?
 それが、どんなに美しくても?
 だれか教えてください。

2006年2月21日 (火)

メイド・イン・・・?

 うっかりしていたら二月も終わりに近づいてきました。
 目黒通りは平日でもひとにあふれております。
 そんな中、下のようなメールが届きました。
「御社で扱っているのは、Sバックスのいすですか?」
 わたしとしては、Sバックスというこの方独特の略が気になったわけですが、
それはさておき、たしかにうちの店にはそのいすが売られています。

 さてここで問題です。
 このいす、どこで作られたものだかわかりますか?


 ぎょうぎょうしいようですが、わたしは家具屋で働くようになってから、
なぜひとはじぶんの眼を信じられないのだろうか、と思うことがしばしばあります。
 それは、ことにシャンデリアを選ぶ方に関して思うことでもあります。
 うちの店で扱う商品の多くは、中国製です。


  

2006年2月16日 (木)

わくわくの共有

 今日、開店直後に電話がかかってきました。
 ある女性の方で、新しくおうちを建てる際に、照明を探しているとのこと。
 お話をしながら相談に乗っているうちに、思わず言っていました。


「今日はお時間はありますか?」


 こうして家具屋で働いていることのたのしみのひとつは、
みなさんが理想の部屋を思い描いて照明を探しているうちに、
うちの商品に目をつけてくださり、ご来店くださって、ご相談させていただくときです。


 うちの商品でいちばんの売れ筋はシャンデリア。
 ほかとは違い、大量生産や独自の輸入方法から、安値での販売を行っているため、
楽天ショップやヤフーショッピングなどで購入される方から、
自分の目で見たいからとご来店くださる方、ふらりとよって魅力に取り付かれる方など、
さまざまなお客様がいらっしゃいます。


 先日触れたとおり、今の時期にはおうちを新築される方も多く、
その際に自分の好みを取り入れたいと、シャンデリアを購入される方も少なくないです。
 今日お電話をくださったのもそのひとりで、朝盛り上がった我々は、
結局ご来店いただいていっしょに相談するお約束をして電話を切ったのでした。


 お近くに住んでいらっしゃる方には、わたしはできればご来店いただくように
お奨めします。
 ご自分の目で確かめて商品を選んでいただきたいからです。


 そういった際に、ご相談してくださる方の眼は、きらめきに満ちています。
 これからのご住まいの様子をお話されるときの笑みは、とてもすてきなものです。
 そしてその方のご相談に乗りながら、おうちの様子を思い描いていっしょにモノ選びをするとき、
なんだかわたしまでも新しい空間を彩るお手伝いをしたような満足感にひたるのです。


 その相談は、一時間以上に及ぶこともあります。
 また、間取りなんかを書きながら、こういう家具があって・・・というお話をきくこともあります。


 ときにはその方の好みを考えたり、ときには小さなシャンデリアのかわいさに共感しながら、
どこに飾るかを真剣に話したりします。
 そこから飛び出るお子さんやだんな様のお話、お仕事のお話なんかをきいて、帰り道に
ふとその方の生活を想像してみたりもします。


 家具屋とは、こうして多くの人たちが、暮らすことがリアルなこととしてかんじられる
ふしぎな職業なのです。

2006年2月14日 (火)

戦争はすでにはじまっている

と言っても、オリンピックではございません。

2月・3月、それは家具屋にとって、戦争なのでございます。
引越し、上京、開店など、家具が飛ぶように売れる時期、それが今の時期であります。
その兆候は1月ごろから見られ、今の時期は平日でも家具を求めていらっしゃるお客様があとをたちません。
(その割りに売れなかったりすると、みなで仲良く地団太を踏みます)


しかも、ここは家具屋ストリート。
まるで戦場なのであります。
休憩時間はとれず、11時間労働まで強いられる始末。
うーむ・・・。


さらに、現在ギフトショーといって、卸業界の祭典も開かれておりますのです。
世の中の家具を卸してほしい設計事務所の方々や店舗の方々が、
ビッグサイトにこぞって集まり、資料をもらってまわるという、このイベント、
家具業界のコミケと呼ばれています(嘘)。


そのため、もともと少数民族であるわれわれは、目黒・恵比寿・お台場と
散り散りになって、東京各地で苦汁をなめているのであります。
つまり死ぬほど忙しいです。
猫の手も借りたい日々でございます。



2006年2月10日 (金)

天才と変人は紙一重。

 非常にリアルな話であります。

 うちの店の社長は、まさに天才と変人は紙一重、というヤツなのであります。

社長の特徴
・基本的に自由人。(自己中)
・奄美出身。
・スキンヘッド。
・かつてプラスチックスに混じってベースを弾いていた。(今はレゲエに夢中)
・声がでかい(迷惑がられている)。
・考えをまとめてしゃべらない(迷惑がられている)。
・ひそかにダイエット中。
・大体だが繊細なところも。
・先見の眼がある。(栄えていない代官山に、アメリカからの輸入品の店をはじめたり)
・とりあえず家具をチェックしないと気がすまない。
 (飲み屋から、ディズニーランドにいたるまで)
・できもしないことを次々に頼む。
・言ったことをすぐ忘れる。
・それをすぐひとのせいにする。
・無責任な発言をする。
・なのに憎めない。

 こんな社長に、とても似ているといわれ、複雑な気分のわたくしであります。
 そんな社長デザインのかさたては、ただいまsold out中。